こんにちは！
株式会社ITOU・CPSです！
事務所は、愛知県名古屋市に設けており、活動範囲は主に愛知県名古屋市や愛知県北名古屋市となっております。
住宅基礎工事やコンクリートポンプ車オペレーターにご興味のある方で、「コールドジョイント」という言葉は聞いたことはありますか？
コールドジョイントは、打ち込んだコンクリートに関係しており、さまざまな悪影響を及ぼす現象です。
しかし、実はそんなに構える必要でもない現象でもあります。
本記事は、弊社の業務を交えつつ、コールドジョイントをご説明している記事内容です。
ぜひ最後までご覧ください！

コールドジョイントとは

コールドジョイントとは、「先に打ち込んだコンクリートと後から打ち込んだコンクリートとの間が完全に一体化していない継目」と定義されております。
計画された打ち継ぎ目とは別に、打ち重ね部分に不連続な面が形成されることです。
この部分はひび割れが発生している場合があり、「強度」「水密性」「耐久性」を低下させる原因となる場合があります。
トンネルでのコンクリート塊の落下事故等、コールドジョイントが原因となっていることもあり、工事内容によっては注意が必要です。

実は基礎工事ではコールドジョイントの心配無用

一般的な住宅では最初にコンクリートを打設してから、再度コンクリートを打設するまでにかかる時間は２時間程度です。
この時間であれば、最初のコンクリートは乾いておらず、次のコンクリートを注ぎ足したら両者は問題ないレベルで混ざり合い、密着します。
一般的な住宅の基礎工事では、コールドジョイントを心配する必要はほとんどないのです。
基礎の表面に模様ができることがあります。
それをコールドジョイントと心配される方がいますが、多くの場合は型枠の離型剤によりできた模様です。
基礎を見た際、コンクリートが二層に別れているような模様があり、心配になる人もいるようですが、心配する必要はほとんどありません。

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